こんにちは!
pensea Next Switchのこんのです。
7月に突入しましたね。気仙沼出身で暑さに弱い我々は毎日大変です。。
とはいえ、海が大好きなので夏は大好き!去年は梅雨が明けなかったので
今年の夏は楽しみです!
さてさてそんなアツい夏を迎えつつある気仙沼ですが、ちょうど一週間前の日曜日、
Next Switchでは新たな取り組みがスタートしました!
その名も『Next Switch BASE』。
BASE、つまり基地を作りました!
こんな場所です!
簡単にBASEの説明をしますと、
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『Next Switch BASE』とは
ITベースこはらぎ荘内のpenseaオフィスを月1〜2日程度開放する、子どもたちのクリエイティブ基地です。
iPad proやiMac、画材、本、ピアノなど時間やツールにとらわえず、自由に考え、自由に手を動かし、自由に対話し、創造性を育む場としてオープンしました。
特定のプログラムはなく、時間と場を自由に使い、自分が興味をもったことに没頭できる場を提供します。
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これまでNext Switchでは教育機関や団体とコラボレーションしながら、iPadを使ったデザインワークショップ中心に活動してきました。
ワークショップでは多くの子どもたちにデザインに触れてもらい、1つのアウトプットを生み出す成功体験を積むことに焦点を当てています。
しかし、大人数かつ短時間でのプログラムになってしまうため、アウトプットの形や手段、深く考える時間、対話の時間などを十分に確保できないという課題がありました。
また、ワークショップに参加してデザインやアプリに興味を持っても、家庭や学校でツールに触れる機会がないが為に自由にアウトプットすることが叶わずにいるという状況も生まれていました。
こういった課題を解決し、子どもたちの個性を思う存分伸ばせる場として『Next Switch BASE』はスタートしました。
前置きがとても長くなってしまいましたが、6/24(日)に実施した記念すべきvol.1のNext Switch BASEの様子をお伝えいたします。
常駐デザイナー
この日は代表でデザイナーの鈴木歩が東京出張で不在の為、1月に唐桑中学校で実施した「Adobe Design Jimoto Student with Next Switch in 気仙沼」に参加してくれた荒屋デザインの小野寺真希さんにデザイナーとして常駐していただきました!
真希さんはこの春に東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科を卒業し、クラフィックデザインやコミュニティデザイナーとして気仙沼を拠点に活躍されている方です!
参加者
気仙沼高校3年生 2名(女子)
当日の様子
実はこの日初めてiPad proに触るデザイナー真希さん。
高校生が来た途端にiPad proの感動を伝えます。笑
そして早速使いこなす高校生。
普段から絵を描いていて、自分の作品を途中で見せてくれました。
これはすごい、、、
校舎内を探検してる時にピアノを発見して弾いてみたり、デザイン以外にも五感を刺激する時間になりました。
ちなみに、この日参加してくれたのは美術系と地方創生系に進学したい高校3年生。
そうです、芸大でコミュニティデザインを学んでいた真希さんは絶好の進路相談相手になるのでした。
芸大の雰囲気や、受験の話、部活の話、デザインとアートの話、コミュニティデザインの話、気仙沼や東京の話などたくさんお話をしました。
ちゃっかり用意していた地域系の本も読んでくれていました◎
参加者の声
「画材が高くて思いっきり絵を描けなかったけど、iPadならたくさん描けていいかも」
「デジタルもいいけど、画材がもっと充実していたらもっと楽しいと思う」
「大学のことを聞けたり、東京生活の不安があったけど話せてスッキリした」
「ちょっと遠いけど、近くにこういう場所があれば通いたい」
「休みの日の学校に入るってワクワクする。ずっといても飽きないし、落ち着く」
今回初めてBASEを開放してみて、自由な時間の中でゆっくりと手を動かしたり対話をすることは非常に豊かな時間だなと感じました。
ワークショップでのライブ感ももちろん大事な時間ですが、自分自身を見つめ直す時間をしっかりと確保しながら、ゆっくりとアウトプットしていく場としてこの『Next Switch BASE』を育てていきたいと改めて感じさせてくれる時間でした。
参加してくれた高校生の2人、協力してくださったデザイナーの真希さん、ありがとうございました◎
次回vol.2の開催は、7/22(日)9:00〜11:30を予定しています。